トレンドと本質を兼ね備えたホテル「由縁 札幌」に学ぶ、空間デザインのあり方

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先日、北海道札幌市にあるホテル「由縁 札幌(ゆえん さっぽろ)」に宿泊してきました。目的はゴルフと食、つまりホテルステイを満喫するというよりは、寝に帰る程度。とはいえ、職業柄どうしても「空間の質」には目がいってしまいます。
今回選んだ「由縁 札幌」は、そうした目線を持つインテリアコーディネーターとしても、とても印象的なホテルでした。


無駄がないのに、デザイン性はしっかり。洗練された佇まい

由縁 札幌を運営するのは、「UDS株式会社」。設計からデザイン、プロデュース、運営までを一貫して手がける会社で、「MUJI HOTEL」や「ONSEN RYOKAN 由縁」シリーズなどでも知られています。

今回宿泊した由縁 札幌も、ラグジュアリーや高級旅館というより、“ミニマルで洗練された”コンセプトホテルといった印象。
余分なものを排除しながらも、空間にはしっかりとしたデザインの意思が宿り、照明、素材、ディテールなどのバランスが絶妙。
「おしゃれ」だけでは終わらない、プロの手仕事による空間の完成度を感じました。
若い世代の宿泊客も多く、いまの空間トレンドを的確にとらえた設計がなされていることがわかります。


機能と意匠のバランスに学ぶ、プロの視点

洗練されたデザイン空間というと、「装飾的で派手なもの」と思われがちですが、由縁 札幌のように“引き算の美学”で構成された空間は、むしろ記憶に残ります。

ロビーや客室、廊下の一つひとつに過不足のない設計がされていて、素材の選び方、照明の配置、色のトーンバランスなど、細部にまでこだわりを感じました。
高級素材をふんだんに使っているわけではありませんが、「上質に見せる技術」が詰まっており、まさにプロの設計・施工の妙。
“コストを抑えながらも洗練された印象を与える”という、私たち現場のインテリアコーディネーターにとって非常に学びの多い事例でした。


現地体験こそ、空間提案のヒント

インテリアコーディネーターとして活動する中で、こうしたホテル滞在は、私にとって「デザインのフィールドワーク」です。
SNSや雑誌では見えない“リアルな空気感”や“人の動線”“素材の経年変化”を体感できるのは、現地に足を運んでこそ得られる情報。

とくに、店舗デザインやオフィスのインテリア提案を行う際、こうした「リアルな空間体験」は大きな強みになります。
おしゃれなだけでなく、清潔感・心地よさ・実用性が調和している空間は、誰にとっても好印象。
由縁 札幌のように「無駄なく、心地よく、洗練され、記憶に残る」空間づくりは、現代のあらゆる施設に求められていることだと、改めて実感しました。


空間づくりの出発点は「誰のために」か

ホテルに限らず、オフィス・店舗・施設・病院・マンションリノベなど、すべての空間づくりは「誰のための場所か」を考えることから始まります。
由縁 札幌のように、過剰に飾らず、それでいてセンスよく、心に残る空間は、まさに現代的な「正解の一つ」と言えるかもしれません。

これからも、インテリアコーディネーターとして、そうした“等身大の上質さ”を持つ空間を、丁寧にご提案していきたいと思います。



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